東京大学 株式会社ユーグレナ開発のみどりむし(ユーグレナ)とは?
ミドリムシ(緑虫)は、ユーグレナ植物門ユーグレナ藻綱ユーグレナ目に属する
鞭毛虫の仲間であるミドリムシ属 Euglena の総称
ユーグレナ(和名:ミドリムシ)とは17世紀に顕微鏡の発明者であるオランダの科学者アントニ・レーヴェンフック博士によって発見された微生物で、その形からラテン語で「美しい(eu)眼(glena)」と名付けられました。みどりむしは5億年以上前に地球で初めて生まれたどんな環境にも屈しない並外れた生命力の単細胞生物(微細藻類)で動物と植物の両方の性質をもっています。その両方の栄養素を高濃度で含有し、パラミロンという独自の成分を持っています。パラミロンを含む生物はミドリムシの他にはいません。また、それを主食とするクジラ(寿命80~150歳)、ジンベイザメ(寿命150以上、死ぬまで性生活を営む)などの大型哺乳動物の健康と強さ、知能を養うほどの十分で高濃度の栄養素を持っています。
豊富な栄養素を効率的に吸収
野菜など植物から栄養を摂取する場合、よく噛んでも吸収率は40%前後だといわれています。それは植物には細胞壁があり、人間には細胞壁を壊す酵素がないためです。
ミドリムシには細胞壁がなく、細胞膜のみです。この細胞膜は人の酸素で容易に溶け始めるので、栄養成分が体内で消化されます。その栄養吸収率は95%前後だと言われています。
NASAが世界に先駆けて研究をはじめた「ミドリムシ」東京大学だけが大量培養に成功
高い栄養価と免疫成分、培養に大量の二酸化炭素を消費(地球温暖化防止)する事から世界中の研究機関で長い年月をかけて研究。しかし、培養が非常に難しくNASAでさえ成功できませんでした。2005年に東京大学を中心とした機関が、世界初で培養に成功したので、現在では、みどりむしを乾燥粉末にて、手軽にご家庭でもサプリメントとして摂取することが可能となりました。
動画で見るユーグレナ(和名:ミドリムシ)
東京大学からのベンチャー企業 株式会社ユーグレナ
ミドリムシを世界で初めて大量生産に成功した企業
現在、ミドリムシからバイオ燃料の生成に成功し、そちらでもメディアで取り上げられている会社です。
2010年:東京都ベンチャー技術大賞(東京都主催)グランプリ受賞
2012年:ジャパンベンチャーアワード(独立行政法人中小企業基盤整備機構)グランプリ受賞